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2010年4月

小さな別れの積み重ね

私達は子供の頃から、自分とかかわるさまざまな人達との
出会いと別れを繰り返して生きてきていますよね。
別れのたびに人と離れることのつらさで胸を傷め、
涙を流してきた経験はきっと誰にもあるはずです。
でも、そういった小さな別れの積み重ねが、実はいずれ訪れる
”死”という大きな別れのための予行練習なのだという話を
急に思い出してしまいました。
その話を聞いたのは、まだ学生の頃。
失恋して泣き腫らした目をした私に、友達がいいました。

「小さな別れはこれから何度だってやってくる。
だけど、それは大事な人の”死”っていう大きな別れのために
あるようなものなんだと思うよ。だから、今、思いきり泣いても
いいんじゃないかな?」

つまり、年をとれば必ず親や兄弟姉妹、友人、ペット、
そして最愛の伴侶が亡くなる日がやってきます。
そんな大きな別れがきたときに、その現実をしっかり受けとめるためにも、
小さな別れの際、自分の感情を抑え過ぎないほうがいいのだと、
その友人は教えてくれたのでした。

もちろん本音を言えば、別れなんて嫌なことです。
出会った人と別れずにずっと付き合っていかれたらどんなにいいでしょう。
でも、人生は短く、肉体を失うときが誰にも必ずやってくるのです。
そう考えたら、小さな別れは自分にとって必要なことなわけですよね。
卒業、引越し、転勤、失恋、離婚……。
いろいろな別れを経験していくことが、大きな悲しみを受けとめる強さを
養う力になってくれるんですから。

あの日以来、私はどんな”別れ”であっても、
自分の人生にとっては、無駄だと思わなくなりました。
そして、別れのつらさや悲しみを知ったからこそ、
人の心の傷みに気づけるようになれたんだとも思いました。

人との別れで落ち込んでるあなたへ。
悲しいときは思いきり悲しみましょう。
泣いて泣いて、涙が枯れるまで泣いてしまいましょう。
無理に感情を抑え込まないで、ありのままの自分を受けとめてくださいね。
そのつらさも悲しみも、必ずあなたの魂の栄養になるはずですから。

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”相性”が悪いとうまくいかない!?

恋愛をすると相手との”相性”が気になるものです。
知り合いのM子さんは最近恋人ができたばかり。
彼との相性が気になって、さまざまな相性占いをやってみたそうです。

ところが、がっくりと肩を落として私にこぼしました。

「良くないっていうお告げの連続でした! 
結ばれてもすぐにダメになるでしょうとか
不幸が続いてもおかしくないので注意とか……。
もうすごいショックです」

占い師や占いの種類によっては、相性を◎や×、
10%、95%というように数値で表すなどして、
良し悪しをはっきりと言い放つものが少なくありません。
もちろん、まったく根拠がないわけではないと思いますが、
そういった断定的な言い方では、”別れなければ不幸になる”って
言われてるような感じがして気になるものです。

そこで私はM子さんに伝えたのは……

相性は誰が相手であっても、良い面も悪い面もあるもの。
だから、その占いは最悪の結果を伝えてくれてるだけで、
それがすべてではないということ。
どうすればいいのかを先に考えることができるので、
たとえ最悪な事態になっても余裕で乗り越えられるということ。
そして、”相性が悪いから、付き合いもうまくいかない”なんて
絶対に思う必要などないのだということを。

M子さんのような相談を、私はこれまでに何度か受けたことがあります。
「相性が悪いって言われたんですけど、うまくいかないものですか?」
「別れたのは相性が悪いせいだと思うんですけど……」などというように。

M子さんにも伝えたように、はっきり言えるのは、
相性が合わないからといって、うまくいかないなんて絶対にないってことです。
相性は誰とであっても、良い場合と悪い場合の両面があるものです。
たとえば、お互いのわがままがぶつかり合って、どちらも引かなければ
最悪の事態を招いてしまうかもしれません。
でも、そんな時に自分の悪い面を冷静に抑えることができれば、
必ず関係は好転していくものなのです。

好きな人との相性を知るのは、とても良いことだと思います。
ただ、その結果に振りまわされるのではなく、
二人の関係を深めるためのヒントにしていくといいかもしれません。

知り合いに、性格がまったく合わず、年中ケンカをしながらも
ずっと仲良しでいるご夫婦がいます。
周りからすれば、まったく相性が合わなそうなこの二人が
うまく付き合いを続けているのはナゼだと思いますか?
性格は合わないけれども、実は、
相手を尊重することをお互いに忘れないでいるからなんです。
でも、実はそれができるのは、根本にある相手を思う気持ち、
相手への愛情のおかげなのかもしれませんね。

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