人と話すきっかけをつくるには
旅行やレジャーなど遊びで外へ出掛けると、
普段以上に人と知り合うチャンスが高まりますよね。
しかも、楽しい場面では皆笑顔が絶えないため、
ちょっとした出会いが恋に発展することも少なくありません。
ところが、メールだったら饒舌になれるのに、
面と向かうと何も話せなくなってしまう人が増えているようです。
せっかく出会っても、結局は仲良くなるきっかけをも
ふいにしてしまうというわけです。
20歳の学生、Oさんもそんな一人。
この夏、友達3人と出掛けたプールで親しくなった同年代の女性らと
自分はまったく話ができなかったと嘆いていました。
「何を話せばいいのか、まったく浮かばない。
一緒にいた友達はいろんなことしゃべってたけど、
かなりイヤな顔されてたところもあったんで、そんなの見ると
余計何話していいのかわからなくなってしまって。
いいなって思った子はいたんですけど、
結局、話せなくてそれっきりになってしまいました」
ことに男性は話す相手を意識してしまうほど、
Oさんのように(気の利いた話をしなければ……)と思い込み、
結果、何も話せず終わってしまうという人が多いようです。
でも、何を話そうか考えているにしても、気難しい顔をして
話に加わらない人がいたら、女性の立場からすれば
(きっと一緒にいてもつまらないのね……)って感じてしまうはずです。
それじゃ、どうすればいいのでしょう?
「気の利いた話は先にストックしておけばいいんですよね!」
Oさんは自信満々に言いました。
でも、ストックしておいた話を、相手が全然聞いてくれなかったら?
もしくは、その話が尽きてしまったらどうしますか?
私がさらに聞いてみると、彼は「う~ん……」と悩んでしまいました。
実は、会話を成り立たせることはとってもシンプルなんです。
初めて会った人であれば、なおさら簡単!
なぜなら、相手については知らない事がたくさんあるからです。
最低限のマナーを守って、まずは自分が気になったことを
質問してみればいいんです。
「だけど、聞かれたくないことってあるじゃないですか。
それを聞いちゃったら、マズイんじゃないかと思って」
相手が答えにくそうにしていたら、
「ごめんね。言いたくなければいいよ」って謝ればいいだけです。
知り合って間もない場合、人は相手のちょっとした態度で
その人がどういう人なのかを判断するわけです。
何もかも完璧にこなす人がいいのではなく(逆に胡散臭いですよね)、
失敗した時にどんな思い遣りを返してくれるのかが
大きなポイントに繋がるはずです。
また、男性は自分がどんな男かを知らせたくて、
つい自己アピールばかりをしてしまいがちですが、
相手が話したがりの人の場合は、まずは聞き役に徹するといいでしょう。
皆さんも、新しい”出会い”を大事にしてくださいね。
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