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時間のとらえ方の違い

いろいろな人たちと話す機会があると、
それぞれの価値観だけでなく、時間のとらえ方の違いにも気づかされます
たとえば、恋愛話の中で、相手との交際期間についてたずねたとき、
「まだ1年なんです」という人と、「もう1年です」という人。
交際期間の前に、「まだ」を付けるか「もう」を付けるかで
まったく異なった意味合いになってしまうわけです。

Yさんは29歳の会社員。性格はおとなしく、
何事もじっくり進んでいくタイプです。
もちろん、恋愛も一歩一歩愛情を深めていくためか、
これまでお付き合いしてきた女性が3人。
といっても、それぞれ交際期間が3年間ずつあるので、
20歳の時からほとんど途切れなく恋人はいたのだそうです。
ところが最近、3人目の彼女と別れたばかりのYさんは
次の恋ができるかどうか不安なのだと言います。

「これまで付き合った3人ともが、3年程経ってくると、
”結婚したい”って話でプレッシャーをかけてきます。
でも、僕は一生のことをたったの3年で決めることはできない。
せめて5年は付き合って、納得した上で結婚したいんです。
だけど、正直に話してもわかってもらえません。
それで結局、毎回ふられてしまうことになってしまって…。
これからまた別の人と付き合っても、また3年経ったら
そんなふうに言われるのかと思うと、
もしかしたら一生結婚できないのかな、って不安なんですよね」

なかなか決断できない彼が悪いわけではないし、
もちろん、結婚したいという彼女たちが悪いわけでもありません。
これが先に述べた、”時間の感覚”の違いなのです。
とはいえ、Yさんがお付き合いしてきた女性の場合は、
3年経って結婚話をしているので、特別時間感覚が早い人だったのではなく、
彼自身がさらにじっくりいくタイプだったということでしょう。

「それなら、自分とまったく似ている人でなければうまくいかないってことですか?」

いいえ、感覚の違いがあるのは問題ではありません。
ただ、相手がどんな時間感覚を持つ人なのかを知ることは大事だし、
その前に自分自身はどうなのかを知っておくことが必要なんだと思います。
そのポイントを外さなければ、自然と互いに歩み寄る気持ちが出てくるはずです。

知り合って半年で籍を入れた知人は、Yさんのようなじっくり派です。
相手にプロポーズされたのは交際3ヵ月のときで、
「キミはまだ3ヵ月って思うかもしれないけど、僕の気持ちはずっと変わらないから
結婚して一緒に暮らしながら愛を深めていこう」と言われたのだそうです。
もし相手が自分の気持ちをまったく汲まずにプロポーズしていたら、
多分受け入れられなかった、と彼女は言います。

そんなふうに人の心はほんの少しの思いやりで動かされるものです。
時間の感覚が大きく異なる者同士であっても、
相手の考えがわかっていれば、ふたりだからこその
絶妙なタイミングを作り出すことができるはずです。

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