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合わない人との付き合い方

人付き合いは難しい……。
こんな言葉とため息を聞かされることがたびたびあります。

人は皆、一人で立って生きていかなければならないけれど、
何をするにも誰かしらとかかわる必要があります。
友人や恋人であれば、自分が選ぶことはできても、
職場や学校などでの付き合いとなると選択が不可能なために、
毎日嫌いな人と顔を合わせなければならない理不尽さが
ついて回ることになってしまうわけです。
当然、苦痛が生じます。
同じ空気を吸うのさえ嫌なのに、
部下や後輩として従わなければならなかったりすれば、
なおさら耐えられないほどの痛みとなるはずです。

「私は真面目に生きてきました。それなのに、転職しても転職しても
いつも嫌な上司にあたります。私が個人的に抱いてるのではなく、
皆から嫌われてるような人間的に最悪の人にです。
いいかげんな指示をされ、ミスをしようものなら、
誰がいようと大声で怒鳴りまくられます。
せっかく会社を替えて、これでやっと楽しく仕事ができると思ってたのに、
どうしてこんな人とばかりかかわってしまうのか……。
私はこの先どうしたらいいのでしょうか……」

転職して間もないY子さんはそう言うと、冒頭のようにため息をつきました。

会社を替わっても逃げ切れない、合わない人との人間関係……。
この世に合う人、合わない人が半々ずついるとすれば、
どこへ行ってもそういう人と遭遇するのは仕方ないのかもしれませんね。
となると、彼女のように追い詰められてしまった場合、
どうしたらいいのでしょうか?

私がよくやる方法はこうです。

まず、最初に合わないと少しでも感じたら、
相手と自分との間に距離を置きます。
そして、お互いの関係を客観的にとらえるようにするのです。
主観的な関係でいれば、嫌な態度を取られるたびにストレートに
傷ついてしまいやすいけれど、ちょっとでも引いていれば
たとえ怒鳴りつけられても、(また、あんなこと言ってる……)
と冷静に受け止め、聞き流すことができるわけです。

しかも、相手を客観的に見ることで、
意外な時に相手の良いところが発見できたりもします。
(わりと気が利くんだ……)
(優しいところもあるんだ……)
そんなことに少しずつ気づいていくうちに、
不思議と嫌で嫌でたまらなかった相手のことを
それほど憎まなくなっていくのです。
つまり、どうでもよくなっていくような感じです。

これは相手との間に距離を置くことで、
相手も意地悪し辛くなるということもあります。

口ではっきり「あんたなんて嫌い!」と言わなくても、
(コノヤロ-……)と心で強く思ってるだけで
相手にはあなたの気持ちが明確に伝わってしまいます。
もちろん、人は自分を嫌ってる相手を良くは思いません。
ですから、Y子さんのようなパターンは、
彼女が真面目で一生懸命やる分、なおさら上司に対する
理不尽さを訴えるエネルギーを大量に発していたために、
余計に嫌な態度を取られたといってもいいかもしれません。

相手を嫌うというネガティブな光線は、
自分が思う以上に強く、根深いものです。
嫌だな……と感じた相手には、まずは自分から
それを出さないようにすればいいのです。

見方をちょっと変えるだけで、
人間関係は大きく変わっていくものです。
もしかしたら、大嫌いなあの人が自分の欠点を
フォローしてくれる人かもしれないし、
大事な人との橋渡しをしてくれる人かもしれません。

自分の運命をあきらめたり嘆くのではなく、
自分の姿勢をほんの少しでも変えてみてください。
必ず、これまでとは違った色に変わっていくはずですから。

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