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忘れられない過去の恋人

イヤなことがあれば、人間誰しも早く忘れたいと思うものです。

ところが、覚えておかなければならないことは、さっさと忘れてしまうのに、

忘れたいことはいつまでたっても頭にこびりついたままで、

なかなか忘れられないものですよね。

J子さんは22歳。

2年前に失恋した彼のことを未だに忘れられずにいて悩んでいます。

「別れてから全然好きな人もできないし……。

背格好が同じ人を見かけると、もしかしたら彼?なんて思って

追いかけてしまったこともあります。

でも、友達の話だと、彼は新しい彼女とうまくいってるみたいだし、

私の入る隙はないんですよね。このままじゃいけない。

忘れたい……って思う自分もいるんだけど、なかなか忘れられないんです」

その場に同席していた、37歳のSさんが頷きながら言いました。

「僕は学生時代に付き合ってた彼女のことが忘れられない。

すごくイイコだった。そのまま付き合っていれば絶対に結婚していたと思う。

でも、僕の自分勝手な性格がもとでケンカがこじれて、

結局、卒業と同時に別れてしまったんですよね。あれから15年も経つけど、

まだ昨日のことのように彼女のことを思い出せる。

っていうか、忘れられない……。だから、J子さんの気持ちがよくわかる」

思いが強ければ強いほど、そう簡単に忘れられるものではありません。

では、ふたりはどうすればいいのでしょう?

結論は簡単です。

忘れなくてもいいのです。

私がこう言うと、ふたりはキョトンとした顔で私の言葉を繰り返しました。

「忘れなくてもいい……?」

そうなんです。

忘れようと思うからそこに強い執着が残ってしまいます。

ですから、あえて忘れなくてもいいのだと自分に言い聞かせるわけです。

ただ、はっきりと現実を受けとめておく必要はあるでしょう。

J子さんとSさんが忘れられないのは、”過去の恋人”だということです。

けっして、現在の彼らと同化させてはいけないからです。

そして、過去の出会いがあったからこそ今の自分がいると思えるようになれば、

忘れられない存在も、いつしか大事な思い出の一つに過ぎないことに

気づいていけるようになるはずです。

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